重要な基本的注意
推奨仕様を満たす汎用IT機器にインストールすること。
- 本品は画像とそのDICOMヘッダー情報を表示しますので、画像の提供元において誤った情報が入力あるいは必要な情報が入力されないと誤った結果を招くおそれがあるので以下の注意をすること。特に次の点はご注意願います。
- 患者IDは、必ず患者一人に対し、唯一となる識別情報でご使用ください。異なる患者に同一のIDを使用されますと、誤った結果を招くおそれがあります。匿名化された患者情報も、必ず患者一人に対し、唯一となる識別情報で使用してください。
- 患者IDを省略した画像を本品に保存しないでください。患者IDが入力されていない画像は、誤った表示がされる場合があり、誤った結果を招くおそれがあります。
- オーダ情報入力、検査受付、検査装置での検査の際、患者情報や検査情報入力の際には、患者ID や患者名を正確に入力してください。データが別の患者のものとして登録されると、誤った結果を招くおそれがあります。
- 一つの検査の画像を参照終了後、次の検査の画像を参照する際には、必ず次の患者あるいは次の検査に移る操作を行ってください。次の検査に移る作業を忘れますと、前の患者あるいは前の検査の画像として参照してしまい、誤った結果を招くおそれがあります。
- 本品で匿名化されたDICOM情報を使用する際には、どの患者の匿名化データであるか把握できる手段を講じてください。匿名化されたDICOM情報は、紹介状等で匿名化された患者が識別できる手段を講じてください。匿名化した患者情報では、患者IDや患者氏名などの情報が表示されませんので、診断行為には使用しないでください。
- 本品は、専用システムとして構築されているため、汎用パソコンとしての機能については、使用を認めません。
- フィルムレスを目的として使用される場合は、別途運用管理規程を制定し、お客様の責任において運用する必要があります。
- 画像診断装置あるいは画像診断装置で撮影された画像を保存しているサーバーからの画像を本品が受信する場合、本品とそれらとが正常にネットワーク接続されていることを確認してください。
- 本品は、コンピュータウイルスなどに感染した画像を読込むと本品がウイルスに感染する恐れがあります。本品が、コンピュータウイルスに感染した画像の読込を行わないような手段を講じてください。本品が、コンピュータウイルスに感染した画像を読込ませると他製品への感染拡大の恐れがあります。コンピュータウイルスに感染した画像は、データの消去、改ざん、漏洩、本品の誤作動を起こす恐れがあります。
- 当社のサービスエンジニアからの指示なく、移設、改造(本品以外のソフトウエアのインストールも含む)、設定変更は行わないでください。
- 本品の操作は適切に行ってください。特に、画像の削除の操作については慎重に行ってください。万が一誤って削除してしまった場合、削除してしまった画像を元に戻すことはできませんので、バックアップを適切に保存してください。
- 次のような場合には、保証期間中であっても有償となります。
- 誤使用、目的外の乱用による設定の変更。
- 当社のサービスエンジニア以外による本品の移設、改造、点検又は設定の変更。
- 本品の使用方法を逸脱した外部要因による故障。
- 当社又は当社指定の代理店以外からご購入された場合。
- コンピュータウイルスやワームなど、感染したコンピュータに被害を与える悪意あるソフトウエアの感染を原因とする故障又は設定変更保証期間終了後のアフタサービスについては、有償にてお受けいたしますので当社又は当社指定の代理店にご相談ください。